チリを代表する生産者コノスルで世界で最も売れるのがこのヴァラエタル・シリーズ。その味わいは、 『フレッシュなパイナップルのトロピカルな香りと、微かなハー ブやオレンジなど白い花のニュアンスが特長的。柔らかな酸味 とトロピカルフルーツを思わせる果実味豊かなワイン。』

コノスル白シャルドネ。リンゴの香りがさわやかで口当たりもよく飲みやすい。
甘い香りと程よい酸味、飲み終わった後の舌に残る甘さと、甘みがとても印象的。やや甘ったるい気もするかもしれないが、比較的上品な甘さで、それほどくどくない。
シャルドネの上品さを完全に出し切れていない感じで、高級感は欠けているが、とても良い香りと甘さと上品さをもっている、親しみやすく、分かりやすい白ワイン。
12.5％とややアルコール度は低めだが、飲みやすいからついつい飲む量が増えてしまうかもしれない。ちょっとした休日のランチなどで気持ちよく飲んで楽しみたいワイン。
料理の合わせ方は、アップルパイやチーズやジャムを乗せたクラッカーなどに合わせるととても楽しめると思う。サンドイッチや、白身フライ、鶏肉のオーブン料理などもとても相性がいいと思う。
このレベルのワインが1000円で買えるのは素晴らしいと思う。安い白ワインにありがちなただ甘いだけ、ただ酸っぱいだけのアルコールジュースとは違い、香りも口当たりも十分満足でき、ワインとしての丁寧さが感じられる。コスパがいいテーブルワイン。
チリワインのコノスルは日本ではがんがんCMして、2015年以降1，2割程度価格が上がっているが、それでも、十分値段は安いと思う。比較的どこにでも売っていて手に入りやすい。安いし、とりあえず冷蔵庫常備しておきたいくらいのお手頃白ワイン。