オーナーのビル・カラブリア氏を筆頭に、家族経営を貫くカラブリア家。オーストラリアワイン産業の発展に貢献したとして、過去には女王叙勲賞を受賞したこともあります。大量生産の大手ワイナリーが多いニュー・サウス・ウェールズ州の「リヴァリーナ地区」で、3世代に渡って、量よりも質を重視したワイン造りを続けています。

アジア最大級のコンクール「ジャパン・ワイン・チャレンジ」で、過去2回に渡ってトロフィーを獲得した甘口デザートワイン「3ブリッジズ　貴腐ワイン」や、1000円台ながら濃厚な味わいで抜群のコストパフォーマンスを誇る赤ワイン「リッチランド・ブラック・シラーズ」など、数々の大ヒットワインを生み出しています。
その秘訣は、毎年日本を訪れワイン会に参加し、お客様と一緒にワインを楽しみながらお客様の声を大切にしてワイン造りに活かしている姿に、多くのファンがいるからなのです。

グラスに注ぐと透明度が高く薄めの黄金色。柑橘系の香りがほんのりと感じられる。口に含むと、グレープフルーツの酸味がどっと押し寄せ、グレープフルーツやパイナップルの甘みが後からしっかりと感じられる。ミネラル感や辛み、渋みは少なめで、酸味と甘みいっぱいのパッション系白ワイン。かすかにバターの風味もあり、すっきりと飲みやすくそれでいて、濃厚な満足度の高い白ワイン。
パッション系柑橘類の酸味が食前酒にぴったりな爽快感。料理に合わせるとしたら、生ガキや、白身魚系の刺身、白身魚のソテー、魚介類のカルパッチョなどに合わせて楽しみたい。すっきりした味わいなので、どんな料理に対しても比較的合いやすく、上品な料理でも日常家庭料理でもばっちり合わせられる。
お値段は税込み約3000円弱くらい。お値段相当に納得のおいしいワイン。