フレンチオーク(９５％新樽)で19カ月熟成
熟したダークチェリーやプラム、クレーム・ド・カシスのような濃厚な香りにハーブやミント、ブラックペッパー、ほろ苦いビターチョコレートのニュアンスが重なり合った複雑なアロマが広がります、。濃厚でがっしりとした骨格に、力強いタンニン、豊富なミネラルも感じられ、ゆうに20年熟成できるポテンシャルを備えています。

★市場に出回らない希少ワイン
ナパワインファンをうならせた新星カルト「アレハンドロ・ブルゲローニ」の兄弟ワインともいえる一本。多くのワインファンが足を運ぶ地元ナパのワインショップ「バウンティ・ハンター」でしか入手できなかった限定ワイン。

★ナパ最高峰の畑
ナパヴァレーのグランクリュ(特級)とも評される最高峰の畑「ベッグストファー・ト・カロン」の葡萄を使用。カベルネソーヴィニヨンを100％使用し、フレンチオーク樽で長期熟成を行ったゴージャスな作りで、他を寄せ付けない格別の存在感を放つ一本です。

★世界レベルの醸造家
手がけるのは、過去にはオーパス・ワンの醸造家を務め、パーカーポイント100点を獲得したこともあるティム・ミロス氏。ナパやソノマの数多くのワイナリーで醸造を手掛け、そのほとんどが90点を超える高評価を獲得する、世界的にもトップレベルの実力を持つ醸造家です。

牛ステーキやすき焼きなど、肉料理と
コンテなど熟したハードチーズや、ロックふぉーつなど風味の強いブルーチーズと。
常温(16～18度)大ぶりのグラスでお楽しみください。
お召し上がりの１～２時間前の抜栓がお勧めです。

分厚くいかついボトル。コルクを開けるとやわらかなジャムのような深く甘い香り。グラスに注ぐと、深く黒いずっしりとした色味。グラスには、カシスの柔らかく深い香りがいっぱいに広がる。口に含むと、ざらついた舌触りで、ビターチョコレートの強い渋みの後、程よい酸味が押し寄せ、その後いちごジャムのような甘みを感じつつ、最後まではっきりとした渋みを残しながら消えていく。
ブラックチョコレートを飲んでいるかのようなはっきりした渋みと、複雑な甘さが感じられる満足度の高いカベルネソーヴィニヨン。
しっかりと新樽熟成された長期熟成向けのカベルネソーヴィニヨンで、2016年ヴィンテージなので、4年での開栓はちょっと早すぎるくらい。長期熟成向け200ドルワインを4年で開けるという愚行をしてしまったと少し思いながらも、濃厚で力強く満足できる香りと味わいなので、こんな贅沢もいいかもしれない。ただ、この力強い渋みは、この渋みを良い点と考えて評価してもよいのだが、熟成がさらに進んだ時、この渋みがさらにまろやかになり、別の形に化けるポテンシャルがあり、さらに満足度の高いワインに成長していただろうと、ついつい考えてしまう。でも今開けたということを後悔してはいけない。でもでも、飲むのが少なくとも6年早かったかもしれない。後悔していない。
素晴らしく深みがあり、酸味渋み甘みもしっかりとした、上品ながらもパワフルなワインなので、しっかりボリュームのある肉料理や、味付けされた肉料理など、肉系で幅広く合わせやすい味わい。赤身肉のブロックステーキから、脂身いっぱいの和牛ステーキまでまんべんなく合わせられる。しっかりしたボディを持つので、出来れば牛肉に合わせたいところだが、豚や鶏、魚のソテーなどにも合わせるのも悪くない。でもせっかくいいワインなので、ちゃんとした牛肉料理に合わせたいところ。牛フィレステーキがお勧め。
お値段は199ドル。日本ではヴィノスやまざきがコース商品で買い付けて税込み2万ちょっとのお値段。素晴らしくおいしいワインだけど、ぶっちゃけ1万円ワインくらいのイメージ。でも、１～２万のワインの差は難しいところ。どちらかというとまだこれからが楽しみなワインなので、2万円で購入後、あと6年大事に育てるのがお勧めなワイン。