■南アフリカのクラフトワイナリー

ブドウ栽培から醸造、販売までの一切を自分たちで行い、生産量を増やすことよりも、自分たちの目が届く範囲で、土地とぶどうの味わいを表現することをモットーとしています。

■恵まれた豊かな自然環境

海からやや内陸に入った銘醸地ステンレンボッシュの隣に位置する温暖なパール地区の中でも、彼らの畑はシモンズバーグ山の斜面に広がり、標高の高さと吹き抜ける風から、健康でバランスよいぶどうが育ちます。


ライムやメロン、青リンゴのような豊かな果実味にあふれています。
華やかな香りに、繊細な酸味を感じるフレッシュな白ワインです。

白身魚のカルパッチョや、サーモンのマリネなどシーフードに合わせて、モッツァレラなどフレッシュチーズと。冷やして(10－12度)お楽しみください。

南アフリカの白ワインでもっとも代表的な品種ともいえるシュナンブランを試してみる。
グラスに注ぐと、青々とした若草のスッキリとした香り。まるでソーヴィニヨンブランと間違うかのような透き通った爽やかな香り。しかし、口に含むと、酸味はほどほどで、ラフランスをイメージした甘さと、しっかりとした辛さがぐっと押し寄せてくる。グレープフルーツの皮の部分の苦みに似た爽やかな味わいで、ほどほどな酸味がちょうどバランスよく飲みやすい。
甘みも十分感じるのだが、主張は弱い。グレープフルーツの酸味を極端に柔らかくしたような味わい。
程よいやわらかな酸味が食前酒に悪くはないが、どちらかといえば、料理に合わせて楽しみたい白ワイン。お刺身や、カルパッチョなどのシーフードや、天ぷらなどの日本料理にも相性がいい。ワイン単体での主張は控えめで、料理を立てるような脇役の白ワイン。
お値段的には、税込み2000円弱。テーブルワインとしては、ちょっとだけいいワイン。南アフリカというコスパがいい地域のワインということを鑑みても、十分満足できるテイストだと思う。