6世代にわたって続いている、南アフリカ最古の家族経営の蔵元の一つ。代々受け継いできたぶどう畑度ワインづくりのノウハウから生まれるワインは国内外で高く評価されています。
ワイナリーがある内陸部のロバートソン地区は、夏の昼間には40度にも達する、暑く乾燥した産地。昼夜の寒暖差が大きく、しっかりと完熟しながらも心地よい酸を持った、凝縮感のあるブドウが生まれます。自社畑の中でも良区画のシャルドネの、圧搾せずに自然と流れ出た一番搾り果汁から造るこだわりの一本は、たっぷりの果実味に、樽の香りやクリーミーさを感じる、ブルゴーニュワイン顔負けの奥深い味わいです。

グラスに注ぐと、パイナップルと蜂蜜のややとがった甘い香り。口に含むと、パイナップルの酸味と甘みが押し寄せ、ほどよい酸味が口に広がり、後味はバターの風味を残していく。少し癖があるかもしれないが、比較的スッキリと飲みやすいシャルドネ。
アタックの軽さに対して、後味が若干重めで、灰のような風味を感じる。バターの風味もあるがどちらかというと、バターよりも灰や煙のような香ばしさ、個性的なテイストなので、はまる人ははまりそう。
庶民的なテイストなので、普段の料理に気軽に合わせて飲みたいシャルドネ。手羽先、焼き鳥、ローストチキン、ロールキャベツ、チキンライスなどに相性がよさそう。
価格も安く、お値段相応なシャルドネ。