カ・ボッタは、ヴェネト州の銘酒「アマローネ」に代表される伝統製法である。陰干しぶどうを使用したワイン造りのスペシャリスト。

ヴェローナの町を見下ろす標高500mの丘にぶどう畑を所有。ほぼすべて丁寧に手摘みで収穫し、ぶどうがつぶれないよう小さなかごに入れ、人の手で丘の上のワイナリーまで運ばれるという徹底ぶり。

ヴェネト州の銘酒ソアヴェにも使われる地場品種ガルガーネガ種を陰干しして使用した希少な一本です。
柑橘類のようなフレッシュな果実味と、爽やかな酸味がバランスよい味わい。幅広い料理と合わせてお楽しみいただけます。

グラスに注ぐと熟したリンゴの爽やかな香り。口に含むと、リンゴと蜂蜜のトロミのある甘みが口の中いっぱいに広がる。酸味はほどほどで、トーストの香ばしさを感じる。蜂蜜のような甘さの印象が強く、舌の上にずっしりと甘みがのしかかってくるようなイメージ。ちょっとくどさも感じるかもしれないが、飲みやすい口当たり。
陰干しぶどうを使用した白ワイン。一般的な白ワインと比較すれば十分に濃縮された甘みを感じるが、干しぶどうワインのほかのワインと比べたら、濃縮感はやや控えめ…
カルパッチョのようなシーフードや、ニンニクの効いたペペロンチーノなどに相性がよさそう。特に甘く重みのあるテイストとニンニクの風味がとても相性がいい。
お値段は税込み2千円弱。十分満足できるテーブルワイン。