「２人のマダム」を意味するこのワインは、南フランスのトップ生産者シャトー・ド・ペノティエのマダム・ロルジュリルと当店３代目のマダム種本が一緒にブレンドを行い造り上げました。黒い果実やトリュフ、ハーブにスパイスのニュアンスが複雑に絡み合った香り。重厚感のある味わいに程よいタンニンと樽の風味がバランス良く溶け込んでいます。

グラスに注ぐと軽いカシスの香りと、木材の香ばしい香り。口に含むと程よい酸味の後、少しの磯の味わいと、ベリーやチェリーの甘み、チョコレートの香ばしさを感じる。全体的に酸味の主張がメインになっているが、その酸味もやわらかで親しみやすい。後味にやや渋みを残しつつ消えていく、すっきりと飲みやすい赤ワイン。
上品さと気軽さの両方を兼ねそろえているようなテイストで、上質なテーブルワインというイメージ、料理に合わせるとしたら、ミートパスタやラザニア、マルガリータ、パエリア、ビーフシチューなど庶民的な料理に合わせて楽しみたい。肉やトマトなどと相性がよさそう。
お値段は税込み3千円弱。セールなどで2千円くらいになることも。3千円がちょうどぴったりなイメージのお値段相当の赤ワイン。