南アフリカ・ケープタウンから30キロほどの所、ステレンボッシュ地区にある伝統的で、自然なワイン造りにこだわった家族経営の小さな蔵元です。
ステレンボッシュ地区には沢山の蔵元があり、地元ステレンボッシュ大学で醸造を教える学部があるなど、ワイン造りが盛んな地区。
多くのワイナリーが日ごろから味を競っている、南アの超銘壌地と言えます。
その中でクロ・マルヴェルヌは、近代的な手法をとリ入れつつも、昔ながらの方法（木製の搾り機など）を取り合わせ、魅力的なワインを造っています｡

このソーヴィニヨン・ブランは食事と共に頂きますと、その爽やかで上質な酸味と、綺麗な仕上がりの果実味が何とも言えず、白身のお魚や鳥肉と良く合います。
2006年の醸造家が厳選するダイアモンド・アワードではベストバイに選ばれた大変素晴らしい出来栄えのワインです！！

グラスに注ぐと若草のすがすがしい香り。パイナップルなどのパッションフルーツ甘い香りも感じられる。口に含むと、草の葉の苦みと、やわらかな洋ナシの甘み、程よい酸味が口の中に広がる。甘みと苦みの個性が大きく、特に苦みの主張が強いため、しっかりとした辛口白ワインとなっている。
「若草」をイメージするような香りと苦み、強くとがった個性が飲んでいて楽しい。強すぎる個性が、飲む人を選びそうだが、苦みの強いソーヴィニヨンブランを飲みたい気持ちの時にはぴったりのソーヴィニヨンブラン。
お値段は税込み2千円くらい。値段相応のおいしさだが、南アフリカワインならもっとコスパいいワインも多いので、★2か★3かなやみどころ。
料理に合わせるとしたら、テーブルワインとして、焼き魚や五目御飯、ちらしずし、ブリの照り焼き、茄子の煮びたし、サザエのつぼ焼きなど、味が少し染みた和食などに相性がよさそう。料理に合わせると輝くソーヴィニヨンブラン。