「ポイヤック」はボルドー地方のメドックにある村。「ポイヤック」はメドック地方の中でも特にタンニング強く、長期熟成に向いている。
成城石井が、大手ネゴシアン「ジネステ社」から輸入しているブランドで、中身は格付けシャトーのファースト・セカンドワインと同じぶどう、醸造方法で造られているが、同等のワインと比べてとてもリーズナブル。

渋みの主張が強い。
このワインはビーフシチューに合うといわれているのがよくわかる。
深みのある重い料理を刺激的に楽しめるワイン。
ポイヤックなのに4000円で飲めてとってもリーズナブル…かと思うけど、熟成が足りないのか、深さが足りない。とりあえず美味しいんだけどね。
脂身たっぷりの和牛のステーキと合わせてみたんだけど、和牛の売りの脂身の旨味が十分に引き出せない。油との風味がうまくかみ合わない。悪くはないんだけど…
パン、チーズ、シチューとかの重い系の料理が合う感じ。かなり、料理を選ぶワイン。
ビーフシチューやクリームシチューとあわせるなら、このワインでいいと思う。逆にそれ以外の料理では選びたくないワイン。
シチューのような濃厚な料理に特化して楽しむというならあり。あと思ったのは、もしかしてカレーにもマッチするのでは？こってり舌に残る料理で、重めで渋いワインを楽しむという感じで。
4000円でポイヤックが飲める。という見えてる地雷。
パーティなどでサンドイッチやシチュー系の料理と合わせて、ポイヤックのうんちくも併せて説明すればプチ自慢できるお手頃ワイン。パーティワインで雑に飲み切ろう。
あと、カベルネ・ソーヴィニヨンの渋みはばっちり表現できているので、ワインいろいろ飲み比べしたいなら、とりあえず一度飲んでおいてもいいと思う。
大量生産低価格販売ポイヤック。ポイヤックは名前だけ。