フィオリータは2000年にスタートし、生産のほとんどを国内の顧客へ販売している家族経営の小規模生産者ですが、国際的なスパークリングワインコンクールでも高い評価を獲得しています。

シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られる、
イタリアでも特に有名なスパークリングワインが「フランチャコルタ」。品種、収穫量、熟成期間など厳しい基準をクリアしたものだけが名乗ることが出来ます。生産者数はわずか 100 軒超と、限られた生産者のみが造り上げます。

3年以上瓶内熟成したことにより生まれる繊細な泡がワインに溶け込み、豊かな柑橘の香りと、ほんのりと完熟したプラムの香りが広がります。補糖せずに造り上げたことによるキリッとしたキリッとした超辛口の味わいは、魚介類を使った料理をはじめ、あらゆる料理と合わせやすいのが特徴です。しっかり冷やして、ぜひこの季節にお楽しみください。

グラスに注ぐとやわらかな気泡が程よくはじける。ライムの爽やかで、落ち着いた香りが感じられる。香りは控えめで、上品さを感じられる。
口に含むと、パイナップルやパッションフルーツのような爽やかな甘さ、そして、わずかに果実の皮の渋みがアクセントとなっていて、すっきりしていて飲みやすい。十分な浅間を持つが、かといって、甘ったるくなく、癖も少なく、ほどほどな苦みが心地よくすっきりしている。後味にやや苦みが印象に残るがそれも、さらに食欲をそそるいいアクセントになっている。
食前酒に飲むのも最高だが、甘すぎない十分な爽やかさと、ほのかな苦みを持つこの味わいは、どんな料理にでもしっかり合わせて楽しめる味わい。
合わせるとしたらスモークサーモンや鰻の白焼き、天ぷら、白身魚のカルパッチョ、ミートパイ、アンチョビトーストなど、魚系のさっぱりしたものからこってりしたものまで色々楽しめる。
お値段は、税込み5千円くらい。お値段以上の満足ができる逸品。