グラン・レゼルバ・シャルドネは、冷涼な気候で育った完熟ぶどうを使用、フレンチオークで樽熟成させた同蔵のプレステージワイン。黄金色のワインは、シャルドネが本来持つトロピカルな香りに、樽熟成によるバニラ等の複雑な香りが加わり、濃密かつエキゾチックな一本に仕上がっています。

グラスに注ぐと、比較的強めの蜂蜜や、リンゴの蜜の濃縮された甘い香り。口に含むと、ライムのような爽やかさ、しっかりとした酸味の後、パイナップルや、緑色の柑橘系果実の辛さが印象強い。甘みよりも、酸味や辛み重視で、やや重みも感じられるが、後味すっきりな、わかりやすいシャルドネ。
お値段は税込み3千円ほどと、チリの白ワインではそこそこのテーブルワインのお値段。チリワインは安くて優秀なワインが多いので、3千円くらいになると気持ち高いイメージに感じられるが、個性も十分で、安っぽいテイストもなく、バランスよくまとまった優等生なイメージのシャルドネ。お値段通りの満足なテイスト。
料理に合わせるとしたら、ローストチキンや、照り焼き、焼き鳥タレ、白身フライのあんかけソースなど、味付けした肉や魚料理に相性がよさそう。もちろん、お刺身や天ぷらなどに合わせても悪くない。