その昔、貯蔵してあったワインの

あまりのおいしさから盗み飲みが絶えなかったため、

創立者ドン・メルチョー氏が『この蔵には悪魔が棲んでいる』という噂を流し、

その美酒を守ったという、『悪魔の蔵』の伝説を持つワイン。



濃いルビー色。

チェリー、ブラックカラント、ブラックプラムを思わせる

魅惑的な果実の香りに、オーク樽由来のヴァニラのニュアンスが感じられます。

なめらかなタンニンと熟した果実やベリーの味わい。

果実味と上品なタンニンのバランスが印象的なワインです。



テイスティングコメント

濃いルビー色。

チェリー、ブラックカラント、ブラックプラムを思わせる魅惑的な果実の香りに、

オーク樽由来のヴァニラのニュアンスが感じられます。

なめらかなタンニンと熟した果実やベリーの味わい。

果実味と上品なタンニンのバランスが印象的なワインです。

グラスに注ぐと深いカシスの香り。強い香りがいっぱいに広がる。
口に含むと、強い酸味の後、チェリーの凝縮された甘みが襲い掛かる。ずっしりと重く存在感がある酸味と甘み。渋みは控えめだが、濃厚感が高い。
濃厚で程よいサンドと甘み、抑えられた渋みのため、ワイン初心者の人でも親しみやすい味わい。飲み慣れている人にとっても、ずっしりとした果実味の凝縮感は十分満足できるカベルネソーヴィニヨン。2018年と浅い年数のため、深みはもう一歩だが、それでも十分飲みごたえがある。
そしてこのレベルで千円ワインのカテゴリ。さすがメルシャンブランド。コスパだけで言えば最強クラスのチリワイン。
渋みが少なめに対して、飲みごたえのあるカベルネソーヴィニヨンはどんな料理にもまんべんなく合わせやすい。ハンバーグ、ステーキ、シチュー、酢豚、回鍋肉、から揚げ、カツ煮、牛筋煮込みスープなど、肉料理系のテーブルワインとして楽しく飲みたいワイン。
安いワインをおいしく飲みたいなら、ずっとこのワインだけで十分満足できるレベル。