3世代にわたり、評判のワインを造ってきたことで知られ、地元でも人気のある蔵元タッキーノ家。25ヘクタールのルイジ・タッキーノの自社畑は南または南東向きに位置し、傾斜になっているため北風から守られています。伝統を尊重し、土地と直接触れ合うことにより、ワインへの深い愛が育まれます。ピエモンテで広く栽培されているドルチェット種で造られた蔵元のトップワインです。品種の特徴が良く表れた、濃い色調とバランスのとれた酸味が特徴のしなやかな仕上りです。伊ワイン評価誌で高い評価も獲得します。

グラスに注ぐと凝縮した赤い果実の深く濃厚な香り。口に含むと、強い酸味が押し寄せる。酸味の中に木炭の渋みと、チェリーの甘酸っぱさが交じり合い、酸っぱいながらも濃厚で重圧なテイストとなっている。どちらかというと庶民的な楽しいイメージの明るいワイン。
なので、テーブルワインとして家庭料理によく合うイメージ。マルゲリータやミートスパゲティ、牛筋煮込みシチュー、モッツァレラチーズ、各種アヒージョなど、まさにイタリア料理にうってつけの赤ワイン。
お値段は税込み4千円ほどと、若干テーブルワインにしてはお高めだが、イタリア料理を楽しく豪快に、そしてリッチに楽しみたいならぴったりのワイン。
ドルチェットという品種は、イタリアの土着品種。主に北部ピエモンテ州で栽培されている。ピエモンテ州では「特別な日のネッビオーロ、普段使いのドルチェット」と言われ、多くの人に親しまれている品種。