ドイツのフランケン地方から、フルーティーでフレッシュな甘口ワインを買付けました。同地域の伝統的なボトルである「ボックスボイテル」は、甘口で使われるのはとても珍しく、華やかなラベルとともに思わず目を引きます。りんごや蜂蜜のような優しい甘みとジューシーな味わいで、至福の時をお過ごしください。

マイアー・シュミッドは、2005年設立という地元でも新鋭の蔵元ですが、世界的ワインコンクールでも数多く金賞を受賞している注目の生産者です。

グラスに注ぐと若い青草のみずみずしい香り。口に含むと、パイナップルの酸味や甘さと、ジンジャーの爽やかさが広がる。
甘口ワインなのだが、口当たりは辛口に近い。ほんのり甘いが、後味に、苦みが残るので、甘口ワインというイメージがしにくい。
甘口でありながら苦みがあり、それでいてすっきり爽やかな口あたりなので、どんな料理にもまんべんなく相性がいい。生姜の爽やかさが食欲をそそる。
料理に合わせるとしたら、鮭のムニエル、鱈のから揚げ、魚介類のアヒージョなど、味付けの濃い魚料理にぴったり。
お値段も2000円しないくらいとお手頃なので、とてもお勧めのテーブルワイン。
ちなみに、ドイツワインのシュペートレーゼ（Ｓｐäｔｌｅｓｅ）は「遅摘み」の意味。蔵元「マイアー・シュミッド」の品種「ショイレーベ」の遅摘み（シュペートレーゼ）ワイン。