新鮮な果実、スパイスなどの香りとともに、バランス良くなめらかなタンニン（渋味）と長い余韻が感じられます。

スペインの首都マドリードの南に位置するワイン産地「ラ・マンチャ」は、スペイン最大のワイン産地であり、その規模はスペインワインの全生産量の3分の1を占めるほど。テーブルワインも多く産出しているため、大手の生産者が広大な畑から大量のワインを造っています。

彼らが所有している標高850メートルの高台に位置する畑は、ぶどうにとって最適の場所。昼夜で大きな寒暖差が生じ、ぶどうの成熟がゆっくりと進むため、豊かな果実味と酸味のバランスが抜群で、華やかな香りのワインが生まれます。

グラスに注ぐとカシスの強い香り。口に含むと、強い酸味と濃縮された赤い果実が口の中に広がる。口に含んだ直後の酸味がかなり強いにもかかわらず、後味はやわらかく、まろやか。渋みもほどほどで、古い樹皮やなめし皮のような渋みがわずかに感じられる。
アルコール度も高く酸味も強いため、むせやすいかもしれないので注意。
メルロの強い酸味と果実味があふれるワインには、しっかりとした赤身肉のBBQがぴったり。豪快に肉を焼いて、豪快な味付けで楽しみたい赤ワイン。
お値段は税込み4千円ちょっとと、ややいいお値段だが、値段相応なイメージ。悪くないコスパだと思う。