世界のベスト・ソーヴィニヨン・ブランを2度受賞（Concours Mondial du Sauvignon 2010、Decanter World Wine Awards 2010）するなど、数々の賞を受賞し、チリ最高のソーヴィニヨン・ブラン、世界最高のソーヴィニヨン・ブランの一つとされている。
フンボルト海流の冷たい風にさらされた花崗岩と石灰岩の土壌の斜面で育ったブドウを使用しています。
非常に魅惑的なワインと評されることが多く、核果のカクテル、緑の柑橘類のアロマ、ミネラルが混ざり合い、エキゾチックな感触を加えている。味わいは、ミネラル感、さわやかさ、清潔感があり、独特な個性を生み出しています。

■熟成
低いpHと高い酸味のおかげで、このワインは素晴らしい熟成ポテンシャルを持っています。若いうちに飲むこともできるし、8年まで熟成させることもできます。

■料理との相性
フレッシュな酸味とストラクチャーが、このワインを非常に多用途なものにしている。暖かい夏の日にそのまま飲んでも美味しいし、新鮮なサラダ、山羊のチーズ、あらゆる種類の魚介類と合わせても良い。

グラスに注ぐと、葱の爽やかな香り。口に含むと……酸っぱ！レモンや柚子の透き通った強い酸味がストレートに襲い掛かる。その後、夏ミカンの甘みと、程よい柑橘系の皮の苦みが柔らかく感じられる。
酸味の主張が強いが、甘みや渋みや苦みがバランスよく整っていて、とてもさわやか。発泡性の一切ない白ワインだが、舌の上に非常にごくわずかな炭酸の刺激も感じられる。
これほど酸味の主張のはっきりした白ワインは、カラッと揚げたての天ぷらで楽しみたい。魚介類にももちろん相性はいいので、カルパッチョや白身の刺身にも合わせても楽しめる。
お値段は5千円くらい。チリワインでかなり強気の価格だが、十分満足できるテイスト。