フランスシャンパーニュ地方のエペルネで270年以上の歴史を誇る世界最大規模のシャンパンメゾンで、その敷地内にあるセラー・迎賓館「オランジェリー」・「ホテルモエ」が世界遺産に認定されています。
どのような年でも安定した品質を保つために1190ヘクタールの広大な畑を持ち、さらに農家からもブドウを買い付けることで果実の品質を維持し、卓越した醸造家チームの手を経て一貫性のある味わい実現しています。

■モエ アンペリアル

モエを象徴する存在、スタンダードでありシンボルです。
1869年にナポレオンとの親交の証としてナポレオン生誕百周年の記念に、旗艦シャンパンにアンペリアル(＝皇帝)の名を冠して初めて出荷されました。
100種類ものベースワインをブレンドした一貫性のあるスタイルを持ち、味わいはフレッシュかつエレガントです。
乾杯はもちろん、コース料理でも全体を通して食事に寄り添い楽しめます。
サイズは375ml のハーフボトルや200ml のミニボトルを始め様々なサイズや限定パッケージがあり、贈り物の定番です。

ピノノワール30～40％、ピノ・ムニエ30～40％
シャルドネ20～30％

シャンパンの定番中の定番。モエシャンドン。一般的な小売価格は5000円前後なのだが、量販店や通販で4000円前後、安いと3700円近く下がることもある。スーパーにも大体4500円以下で売られているのを見かける。
クラブの定番シャンパン。ちょっといいお店だとボトル2万～3万。リーズナブルなガールズバーだと1万前半～2万程度の、定番シャンパン。安売りで3500円とかで売ってるのを見かけたら、信用できる店なら即買いして、保管しておきたいシャンパン。
控えめでいて爽やかな香り、口に含むと、香りと同じイメージの爽やか辛さが広がる。グレープフルーツのような風味を感じつつも甘さは控えめ。落ち着いた気品があり、とても食欲をそそる。
「贈り物」「結婚式」「パーティ」で定番の納得できる上品さ。スパークリングにありがちな甘ったるい後味なんて一切なく、いくらでもぐいぐいいけそうなさっぱりしたのど越し。
食前酒にもってこい。食事と合わせるなら、天ぷらや、鮎の塩焼きに合わせてみたい。無理に料理に合わせず、しっとり系のチーズをかじりつつ、単体でも十分楽しめる。
でも、モエシャンドンは、一人でしみじみ飲むより、パーティー用だよね。もしくは、ちょっとリッチな食事の食前酒として楽しむためのお酒。記念日やパーティ用。無理に個人用に買って飲んでも、確かにおいしいんだけど、なんだかんだで結婚式とかに出席したらよくでてくるシャンパンだし、わざわざ個人用に買うのもなんだかなぁと思ってしまう。おいしいんだけど…。
もう少しリーズナブルな2000円代のCAVAで満足してもいいし、それだと、ちょっと後味のレベルがいまいちだし、5千円くらいなら他のスパークリングを楽しんだほうがよさそう。
とてもおいしく、高級ワインの中ではコスパがすばらしくいいのに、あまりに完成されてしまった汎用品で、完全にイベント用になってしまっている。
アタリのワインなので、パーティ用に備蓄しとくと、いざというときとても役に立つ。安売りの時を見計らって1本は用意しておくと幸せになれる。