「ルイジャドを語らずしてブルゴーニュを語れず」と言われるブルゴーニュ最大のドメーヌであり、ブルゴーニュ有数のネゴシアンでもあるルイジャドを代表するワインの一つ。

透き通ったルビー色。チェリーとシナモンの軽くさっぱりした香り、口に含むと、シナモンのツンとした味わいとともに、新鮮なチェリーの酸味と甘味が広がる。スッキリさわやかなワイン。
やや酸味が強いかなと思えなくもないが、とてもさわやかで、軽めの渋みと、甘酸っぱいチェリーの味わいがとてもいいバランスで満足感が高い。ワイン単体でも、じっくりと味わえるすがすがしい赤ワイン。
ルイ・ジャドは、ブルゴーニュ最大のドメーヌで、日本のたいていのスーパーや量販店で、結構見かける、輸入量がめちゃくちゃ多いワイン。ただ、値段も2500円前後となり、スーパーで購入するとなると、高めのランクにあたるワイン。無難にコスパ通りのおいしいワイン。さっぱりとしたおいしいワインだけど、ストレートな味わいでわかりやすく、やや浅い印象があるのが欠点。無難においしい。
料理に関して言えば、酸味の強いフルボディなので、しっかりと油がのった肉よりは、カジュアルな料理に合わせたいイメージ。ホットドックや鯖サンド、タコスなどでカジュアルに楽しみたいワイン。
ブルゴーニュワインなのに、庶民的なイメージを持ってしまうワイン。品の良い料理に合わせて楽しむのではなく、ちょっとした、普段の料理を、ちょっと贅沢に楽しむためのワイン。