フランス >
プリウレ・サンジャン・ド・ベビアン 赤
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
赤
LE PRIEURE DE SAINT-JEAN DE BEBIAN ROUGEプリウレ・サンジャン・ド・ベビアン 赤![]() コトー・デュ・ラングドック プリウレ・サンジャン・ド・ベビアン
6,000 円
★★★★
|
かつて「ボルドーにミシェル・ロラン、南フランスにフランソワ・セール」と言われるほどの名醸造コンサルタントの情熱を受け継ぎ、天才女性醸造家カレンさんを招き入れ、ベビアンの品質は飛躍的に向上。シャトー・ラヤス(シャトーヌフ)やタンピエ(バンドール)のシラー、グルナッシュ、ムールヴェードルの苗木を植えた畑では自然派農法を実践。収穫量はなんと25hl/haという信じられないほどの低収穫量で、濃縮したワインを造り出しています。
ワインはDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)社御用達のフランソワ・フレールにて熟成させ、ノンフィルターで瓶詰。味わいはしっかりした酸とタンニンをたっぷりの果実味がつつみこんだパンチのあるスタイルに、15年以上の熟成を得てさらに複雑な味わいに仕上がってます。
ワインはDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)社御用達のフランソワ・フレールにて熟成させ、ノンフィルターで瓶詰。味わいはしっかりした酸とタンニンをたっぷりの果実味がつつみこんだパンチのあるスタイルに、15年以上の熟成を得てさらに複雑な味わいに仕上がってます。
コルクを抜いた瞬間、焼芋のようなスパイシーな香りが広がる。グラスに注いだ黒い色が美しい。口に含むと、枯れ葉のような香ばしさが押し寄せ、ずっしりと重いはっきりとした渋みが広がった瞬間、それが舌の上でスッと溶けていく。しっかりとした後味を残しつつ、さっぱりしている。この渋みの溶ける感覚はとりこになりそう。
赤い果実の皮のしっかりとした甘みと、濃厚な渋み、どれもが力強いが、それらは乱暴に襲い掛かるのではなく、やさしく丁寧に、品のある態度で接してくれる。まるで、マッチョな大男が優しく丁寧にエスコートしてくれるようなイメージ。
シラー、グルナッシュ、ムールヴェドルの3代スパイシー品種のブレンドだが、ここまで最高に仕上がっているのは、蔵元のレベルの高さだけでなく、やはりこの16年の熟成が大きいと思われる。グルナッシュの飲み頃は10年。シラーとムールヴェドルの飲み頃は15年ほどなので、16年もののこのワインが、超ジャストな飲み頃ワイン。今飲まなくてどうするの?ってくらい最高の熟成期間。グルナッシュ系のワインは比較的庶民的でリーズナブルだが、おそらく、最高級のグルナッシュワインに相当するレベルの味わい。そして値段が税抜きで6000円。ちょっとお高いかもしれないが、これほど個性的で上品なグルナッシュ。高級ワインに匹敵するレベルなのでコスパ的には素晴らしいと思う。
料理はもちろんしっかりした肉系に相性がいい。ヒレステーキ、上等なハンバーグ……、できれば、雑な肉料理や甘く煮た肉料理ではなく、濃厚で上品な肉料理に合わせていきたい。なぜかって、焼き芋や焦げた樽のようなしっかりとした渋みをもつ味わいでありながら、それが舌の上で溶けていく、この魅惑的な感動を、雑な料理でぶち壊したくないから。渋みがとろけるこの感覚、満足感が半端ないので、中途半端な料理でぶち壊したくない。でも、しっかりとしたフルボディは、それに見合う重い肉料理を要求している…。となると、上等なステーキやハンバーグでワインを主役にしっかりと味わいたい。
素晴らしく個性的なワイン。焼き芋を思わせるような田舎臭い印象があるのに上品。力強くたくましい渋みを持ちつつ、やわらかで優しい。舌の上で溶けるような魔法のような魅力を持つ感動的なワイン。
力強いマッチョが、やさしく上品にエスコートしてくれるような…、田舎で泥くさい身なりをしているが、実は貴族のお姫様だったような…、そんな魅力いっぱいのワイン。是非、この14~17年ものあたりをおすすめしたい。
アルコール度数が高いからグイグイはいけない。
赤い果実の皮のしっかりとした甘みと、濃厚な渋み、どれもが力強いが、それらは乱暴に襲い掛かるのではなく、やさしく丁寧に、品のある態度で接してくれる。まるで、マッチョな大男が優しく丁寧にエスコートしてくれるようなイメージ。
シラー、グルナッシュ、ムールヴェドルの3代スパイシー品種のブレンドだが、ここまで最高に仕上がっているのは、蔵元のレベルの高さだけでなく、やはりこの16年の熟成が大きいと思われる。グルナッシュの飲み頃は10年。シラーとムールヴェドルの飲み頃は15年ほどなので、16年もののこのワインが、超ジャストな飲み頃ワイン。今飲まなくてどうするの?ってくらい最高の熟成期間。グルナッシュ系のワインは比較的庶民的でリーズナブルだが、おそらく、最高級のグルナッシュワインに相当するレベルの味わい。そして値段が税抜きで6000円。ちょっとお高いかもしれないが、これほど個性的で上品なグルナッシュ。高級ワインに匹敵するレベルなのでコスパ的には素晴らしいと思う。
料理はもちろんしっかりした肉系に相性がいい。ヒレステーキ、上等なハンバーグ……、できれば、雑な肉料理や甘く煮た肉料理ではなく、濃厚で上品な肉料理に合わせていきたい。なぜかって、焼き芋や焦げた樽のようなしっかりとした渋みをもつ味わいでありながら、それが舌の上で溶けていく、この魅惑的な感動を、雑な料理でぶち壊したくないから。渋みがとろけるこの感覚、満足感が半端ないので、中途半端な料理でぶち壊したくない。でも、しっかりとしたフルボディは、それに見合う重い肉料理を要求している…。となると、上等なステーキやハンバーグでワインを主役にしっかりと味わいたい。
素晴らしく個性的なワイン。焼き芋を思わせるような田舎臭い印象があるのに上品。力強くたくましい渋みを持ちつつ、やわらかで優しい。舌の上で溶けるような魔法のような魅力を持つ感動的なワイン。
力強いマッチョが、やさしく上品にエスコートしてくれるような…、田舎で泥くさい身なりをしているが、実は貴族のお姫様だったような…、そんな魅力いっぱいのワイン。是非、この14~17年ものあたりをおすすめしたい。
アルコール度数が高いからグイグイはいけない。