ボデガス・バルバスは、スペインで最も注目を集めるワイン産地「リベラ・デル・ドゥエロ」にある蔵元であり、250年の歴史を持ちます。1777年に設立されて以来6代にわたってその高貴なワイン造りが継承される家族経営の蔵元です。自社畑からのテンプラニーリョをきめ細かな作業をしながら栽培、完熟のタイミングで丁寧に収穫されます。ワイナリーでは品質において非常に厳しい管理がされ、最新の醸造設備で発酵、アメリカンオークとフレンチオークで長期熟成を経たワインは、どれも洗練されていながら濃密なボディーを持つモダンな仕上がりになっています。そんなバルバスから、得意のテンプラニーリョをステンレスタンクで仕込んだロゼが登場。いちごやラズベリーのような赤い果実の芳醇な香りと、バランスの良いフレッシュ感のある酸味。果実味豊かな味わいで、長い余韻を楽しめます。

透き通った桜色、サクランボのさわやかな香り。口に含むと、辛く甘いサクランボのみずみずしい味わい。ほどほどで柔らかいライムの酸味と、軽い苦み。さわやかであまっぱいのに、しっかりとした辛みを感じる。さすがテンプラニーリョの底時からを感じるロゼワイン。
甘酸っぱくて、辛みがとがった、すがすがしい口当たり。単体でも楽しめるが、料理と合わせたいワイン。比較的どんな料理にも合うが、脂身が多く味が濃い系の料理、豚の角煮、生姜焼き、ハンバーガー、レバニラに合わせてすっきり飲みたいワイン。しっかりとした辛口は、塩味の効いたナッツ系をつまみにして楽しむのもいい感じ。
ロゼでアルコール度数が１３％と高めのしっかりした飲みごたえ、甘くさわやかな酸味の中に、情熱的な熱い辛さの存在感がしっかりした満足度の赤いワイン。
値段も2000円と、満足できる価格。庶民的な味わいなので、ライトな気分で楽しむイメージ。アルコール度が高いのに、ずっと飲み続けていられる、さわやかフレーバーな辛口ロゼワイン。