3世代にわたり、評判のワインを造ってきたことで知られ、地元でも人気のある蔵元タッキーノ家。25ヘクタールのルイジ・タッキーノの自社畑は南または南東向きに位置し、傾斜になっているため北風から守られています。伝統を尊重し、土地と直接触れ合うことにより、ワインへの深い愛が育まれます。地元で夏に大人気の微発泡ワインを、ヴィノスやまざきのお客さまに楽しんでもらいたい!と、オリジナルラベルで造ってくれました。地元品種のバルベラを使用し、冷やして楽しめる赤ワインです。

今回は珍しい微炭酸赤ワイン。赤ワインだけど、味わいは辛口。ボディは悩みどころだが、選ぶとしたらミディアムなボディ。しっかり冷やしていただこう。
グラスに注ぐと、微炭酸の気泡がグラスに浮かび上がる。炭酸はそれほど多くない。香りはチェリーの甘いすがすがしい香り。しっとりと甘く、優しい香りが充満する。口に含むと、かすかな微炭酸がさわやかなチェリーの甘みをいっぱいに口に広げ、赤い果実のしっかりとした甘みと瞬発的な渋み、そして、しっかりと印象的な酸味が口いっぱいに広がる。飲みやすさは抜群で、高いアルコール度数でありながら、さわやかな甘みと酸味が感じられる飲んで楽しいワイン。
雑に紹介すると、ちょっと高級感を感じるオーガーニック葡萄アルコール飲料。気軽に、料理に合わせてたのしみたいワイン。微炭酸だけど炭酸はほんとにごくわずか。
赤ワインの渋みと甘みを持ちつつ、微炭酸で、これはニンニク料理や辛い肉系の料理に合わせると楽しめるワイン。ニンニクの効いたアヒージョや、ガーリックライス、ニンニクのバター焼き、タンドリーチキン、麻婆豆腐、トウガラシの効いたスペイン料理など、にんにく、トウガラシ系がとても相性がいい。本来ならスパークリングや赤ワインで合わせたいところを、あえて赤ワインで合わせたいというときに、このワインがベストマッチする。
口あたりもさわやかで、ややアルコール度は高いけど、甘みも感じられ、後味もすっきりしていて、ワイン初心者の人にも、十分満足できる楽しいワイン。庶民的な親しみがありつつ、とてもカジュアルに楽しく味わえる親しみやすいワイン。
若干単調なイメージもあるかもしれないが、飲みやすいので、ぐいぐいいつまでもいけてしまう。最後まで楽しめるカジュアルワイン。
ぜひ一度は飲んでほしい微炭酸赤ワイン。