珍しい赤の甘口スパークリング。美しい深紅の色合いに溶け込む甘さとコク｡まるで完熟フルーツの絞りたての味わいです！アルコール度数も比較的低く、コクのある甘みがあるのでお酒が苦手な方にもお楽しみいただけます。イタリアのワイン名譲地ピエモンテ州で注目の地域「ランゲの丘」で、家族経営でワインを造る農家。お爺ちゃんが大八車でワインの量り売りを始めたのが創業という、ヴィノスやまざき（先々代が大八車で行商を始め、大八車が会社のロゴマークになっています）とは親戚のような蔵元。

甘口赤スパークリング。今年の夏も暑いね。こんな暑い日は、甘口のさわやかなスパークリングをいっぱい！というわけで、昼間の気温が36度を超え、日差しも厳しかった日の仕事帰りに、冷えたピエモンテのスパークリングを購入。
開栓すると、とろみのある甘い香り。グラスに注ぐと、透き通る美しい赤に、ほどほどの炭酸気泡。口に含むと、メイプルシロップのとろみのある甘みがいっぱいに広がる。いちごジャムや、ブルーベリーのイメージもあるが、濃厚なメイプルシロップの甘みが押し寄せてくる。炭酸はほどほどで、柔らかく、辛みや酸味は弱い。ひたすら、甘みを楽しむ赤スパークリング。
刺激や辛みが少ないので、食前酒ではなく、このワイン単体で楽しむか、もしくは、ちょっとしたつまみに合わせて楽しみたいスパークリングワイン。
パンケーキにバターとメイプルシロップをたっぷりかけて、ちょっとブルベリージャムとか添えたりしながら、このワインを楽しむとか最高にcool！
食後に、クレープにバニラアイスを添えて、いちごジャムを合わせたようなデザートにこのワインを楽しむとか、極楽浄土の満足感！高級感はいまいち足りないが、カジュアルで、オシャレな親しみやすいスークリング。
スパークリングがいまいち苦手な初心者の人にもお勧めできる、カジュアルな味わい。ただ、甘みが個性的過ぎるので、合わせる料理は限定される。
味付けが濃い系のおかず料理、肉や魚料理でも楽しめなくはないが、せっかくの特徴的な甘みが活かしきれずもったいない。パンケーキやバニラアイス、チョコシップクッキー、いちごのショートケーキ、ハニートースト、ドーナツ、カステラ、どら焼きなどに合わせて楽しみたい。
満足度は高いが、飲み方が限定されるワイン。アルコール度も低いのでぐいぐいいけるが、一人で飲むにはちょっと多い。パートナーとパンケーキを楽しむときに是非試していただきたいカジュアルスパークリング甘口赤ワイン。