シャンパンに負けない品質でありながらもリーズナブルなフランチャコルタを探し求め現地を訪問した際、このラ・フィオリータに出会いました。生産のほとんどを国内の顧客へ販売している家族経営の小規模生産者ですが、国際的なスパークリングコンクールでも高い評価を獲得しています。地元イタリアで大人気のノン・ドザージュ辛口を買い付けました。ドザージュ(補糖)しない辛口で、きりっとした味わい。きめ細かい泡立ちと長い余韻を楽しめます。

暑い夏。すっきちしたスパークリングを楽しみたいと思って選んだワイン。
白の代表シャルドネと、赤の代表ピノノワールを合わせたイタリア、ロバルディアのスパークリング。
葱や青草のようなしっかりとした辛みのある香りがグラスに広がる。口に含むと、しっかりとした葱の辛さが印象的。すだちやライムのような酸味を感じつつ、すっきりとした後味を残す。甘みはほとんどなく、しっかりと辛いスパークリングワイン。
炭酸もしっかりしていて、飲みごたえは十分。甘みは控えめでしっかりとした辛さが、食欲をそそる。ひたすら辛いに特化したスパークリングワイン。
暑い夏にぴったりで、キンッキンに冷やして飲みたいワイン。食前酒にもってこいだけど、どんな料理でもまんべんなく合わせやすいすっきり激しく辛口ワイン。
レンコンのはさみ揚げ、ピーマンの肉詰め、メンチカツ、カツサンド、コロッケ、ミートパイなどに合わせて楽しみたいスパークリング。
しっかりとした辛口が飲みやすく、ついついぐいぐい飲めてしまう。ブルーチーズ系をつまみに楽しんでもいい感じ。
辛みの個性がとても強く、高級感はあまり感じられないが、庶民的な親しみが十分に感じられる。ワイン好きな人にとってはかなりおすすめだけど、ワイン初心者の人にとっては、好き嫌いが出てしまうかもしれない。
満足度はとても高いが、税込み4000円ワインと考えると妥当なライン。ただ、発泡系でフランス、イタリアは値段高くなりがちな中で、このレベルで4000円に抑えているのは素晴らしいかもしれない。悩むところだけど、値段的には無難なワイン。
辛口スパークリングのカテゴリで考えたらかなりレベルは高いと思うワイン。