ウルグアイのイメージをくつがえした、世界に誇る新星ワイン
南米ウルグアイでワイン造りを行うボデガ・ガルソン。専門誌でも高い評価を数多く獲得し、著名なワインジャーナリストが次々と訪問するなど、近年ますます注目を浴びています。

最初は「ウルグアイのワインは、本当に受け入れられるのか？」と、誰もが半信半疑でした。
試飲をしてみると、確かに美味しいしクオリティも高い。彼らの十八番のタナ種を使った濃厚でコクのある赤ワインは、牛肉消費量世界一の国にふさわしい、肉料理にぴったりな味わい。
しかし、ワインの産地としては日本では全くの無名…さらに、調べてみると、ヨーロッパや南アフリカよりもさらに遠く、ウルグアイから日本に到着するまで、船便で2カ月以上もかかることが分かりました。

そこで、最初は試しに少量だけ輸入し、当店の試飲イベント『蔵の祭典』でお披露目をしました。
ブースにお客様が来てくださるだろうか？そんな不安をよそに、ボデガ・ガルソンのブースは長蛇の列に！
最近では「あのウルグアイのワイン、美味しかったよ！また買いに来たけどまだありますか？」という声も多数いただくほど。
今では大人気ワインとなり、コンテナ単位で輸入できるようになったのです。

オーナーのアレハンドロ・ブルゲローニ氏は、南米を代表する経済人で、ワインをこよなく愛しています。ワインへの情熱から、彼の出身地であるアルゼンチンの他にも、カリフォルニアのナパ・ヴァレー、イタリアのトスカーナなど、世界中の銘醸産地のワイナリーに出資しています。
その彼が自ら開拓したのが、ウルグアイのガルソン地区。この土地こそが、世界の銘醸地を知り尽くした彼が見つけた「ワイン造りに最適な土壌」だと言います。「ウルグアイで本当に世界クラスのワインが出来るのか？」という周囲の声を押し切ってまで、この土地の可能性を信じて始めたガルソン。今や世界トップクラスのワイナリーに成長し、ワイン専門誌『ワイン・スペクテイター』において、ウルグアイ初の世界TOP100ワインに選出されるなど、今後もますます注目される蔵元です。

今晩の夕食は和牛ステーキをいただこう。ということで選んだ、ちょっとだけ特別なワインが、ウルタナ！個人的にいいステーキには、ウルタナかマルベックを合わせたいので、ガルソンタナの中で、シングルをチョイスしました。
グラスに注ぐと、なめし皮のような辛めの香りと、いちごジャムのようなほのかに深みのある甘い香りが印象的。口に含むと、腐葉土のしっとりとした渋みと、ほのかにレーズンの甘み、赤い果実の皮の部分を濃縮した渋みと酸味が口いっぱいに広がって、もう肉料理が食べたくて仕方がない、肉のための一品。
ウルグアイのガルソンタナは、ヴィノスやまざきが輸入代理店になっているワインで、ヴィノスやまざきが超おすすめしているワインの一つ。お店に行って「このタナをステーキと合わせたいのですが？」と店員さんにアドバイスを聞くと、すばらしい紹介をしていただけるので、献立が牛ステーキのときにお店に行ったら是非このワインのアドバイスをもらおう。すばらしく楽しい話が聞けるはず。
一般価格で2500円。一つランクが上のこのシングルタナは税抜き5000円。その上は、1万、1万5千…と、いくつかのランクが分かれているが、ガルソンは、区分けされたブドウ畑を持ち、良質な葡萄の選別でランクを決めているので、品質の差を除けば、どのワインも同じ品種、同じ製法で作られている。今回のシングルも、良質な畑の区域の葡萄を使用しているといわれているが、一般的なガルソンタナの2500円ワインと、正直なところ大きな差はないと思う。コスパで言えば、このシングルの5000円よりも、2500円のタナをおすすめしたい。このワインも十分おいしいのだが、一つランクを下げても、十分満足度が高いので、ちょっと贅沢をしたいならこちらのワインで。
タナは、パワフルで渋みたっぷりなイメージがあるが、このガルソンはとても上品な味わいが印象的。ガルソンワイナリーが所有する設備のすばらしさは、店員さんとお話しすれば、すばらしく充実した設備の解説をもらえるはずなので、お店で購入するときには、是非店員さんに、ガルソンワイナリーの良さを聞いてほしい。
とにかく肉料理に合わせたい、肉のためのワイン。脂身の多い和牛より、赤身中心のランプで比較的上品に焼いた肉が合いそう。バーベキューの雑な肉肉しいときには、このガルソンタナより、アルゼンチンマルベックを合わせたい。
★4付けたいところだけど、下位互換の2500円ガルソンタナがあまりにも優秀すぎて、このタナを★3に落とすべきかすごく悩むけど、ここは、★4で！
重い赤身お上品な料理に是非合わそう！