シチリア原産の品種。
ブドウは金色がかった黄色の粒、陽のよく当たる部分は琥珀色になり、皮は厚く蝋粉が多い。

ナッツのような香りで、味わいは果実味の甘みがある、わずかながらタンニンも感じられる。
十分な甘みからアルコール度も高くなりやすく、ブレンドワインの補助として利用されることが多かったが、近年では１００％単独で生産されたり、インツォリアを主体として、少量のシャルドネ、グリッロ、カタッラット、グレカニコ、ソーヴィニョン・ブランなどとブレンドして作られるワインも多い。

漫画「神の雫」では、「ニンニクに合わせるにはこのワイン」として、アンソニカ１００％の「ヴィニャ・ディ・ガブリ・ドンナフガータ」が登場している。

サンタ・マリア ビアンコ・アンソニカ
ヴィニャ・ディ・ガブリ・ドンナフガータ
ファットリア・ラ・パッリーナ アンソニカ

アンソニカ
Amsonica, Ansolia, Ansolica, Ansoliku, Ansonica Bianca, Ansora, Ansoria, Ansorica, Anzonaka, Anzonica, Anzulu, Arba Solika, Erba Insolika, Inselida, Insolia, Insolia di Palermo, Insora, Inzolia, Inzolia Parchitana, Nsolia, Nsuolia, Nzolia, Nzolia Bianca, Nzolia di Lipari, Nzolia di Palermo, Soria, and Zolia Bianca