オーストリア、主にブルゲンラント州ノイジードラ－湖畔で高品質ワインとして盛んに栽培されている。
暖かな気候、マグネシウム分に富む土壌を要し、乾燥に非常に弱い。成熟は遅い。
栽培が難しく、1999～2009年ごろ栽培面積は減少した。

北イタリア原産もしくは、フランス、シャンパーニュ地方原産という説がある。

北イタリアではリースリング・イタリコ（Riesling Italico）、フランスではウェルデル・リースリング（welsch Riesling）と呼ばれる。

ハンガリー（Olasz Rizling）、スロベニア (Laski Riesling)、クロアチア (Graševina)、ルーマニア等でも栽培されている。

【注意】リースリング（Riesling）とは異なる品種です。

豊かな酸と、青リンゴやシトラスのフルーティーな香り、辛口でフレッシュな白ワインだけではなく、豊富な甘みを持ち、ドイツワインで最も品質の高いプレディカーツヴァイン（Prädikatswein）にも使用される。
ベーレンアウスレーゼ、トロッケンベーレンアウスレーゼは、黄金色で、味わいには繊細なハチミツの風味があり、エグゾティックフルーツの香りを放ち、酸は個性に溢れる。

強い酸味を生かしたスパークリングワイン、オーストリアの庶民酒場での辛口白ワイン「ブッシェンシャンク」、貴腐甘口トロッケンベーレンアウスレーゼまで、広く利用されている。

ヨハネス ツィリンガー Velue ヴェルシュリースリング（白辛口）
ウェルシュリースリング トロッケンベーレンアウスレーゼ ツヴァイッシェン・デン・ゼーン

ウェルシュリースリング、リースリング・イタリコウェルデル・リースリング、オラスリズリング、ラスキリースリング、グラシェヴィーナ
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ヴェルシュリースリング