原産はロレーヌと考えられており、ブルグンダー種とグーエ・ブラン（グアイス・ブラン/Gouais Blanc）の自然交配により生まれたとされている。

多くは、フランスロレーヌ地方、北東部アルザス、ドイツ、ルクセンブルグで栽培されているが、北米や南アフリカでもわずかに栽培されている。

【注意】マルベックのシノニムで「オーセロワ」があるが、一般的にオーセロワ（Auxerrois）は、ロレーヌ地方等で見られる白ぶどう品種のことを指すことが多い。黒ブドウ品種のオーセロワとは全く異なる種で、非常に紛らわしいので注意。

メロンやスモモのような香り、酸は少なく、微かなスパイスがあり、まろやかな味わい。しっかりとしたボディをもち、早飲み用の辛口白ワインに仕上げられることが多い。

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